野球肩

野球肩の症状
野球肩とは野球の投球動作によって発生した肩の障害の総称です。
肩関節はあらゆる方向に可動する関節なため損傷部位も投げ方や投げる量によって損傷部位が違ってきます。
①野球肩…いわゆる野球肩で病院での検査で原因が特定できないもの。
②インピンジメント症候群…関節内で衝突し合って腱板炎、腱板損傷、棘上筋腱炎
③ルーズショルダー…緩みのある肩関節
④上腕二頭筋長頭腱炎…肩の前側の痛み
⑤リトルリーガーズショルダー…肩の骨を造る軟骨部分の損傷
いわゆる負担がかかる状態で投球動作を繰り返す事により肩関節の組織が少しづつ損傷をうけ炎症を起こすことで痛みが発生します。
野球肩の治療法
治療方法は、電気治療、マッサージ、温冷療法、超音波治療、ストレッチ、マッサージ等があります。
電気刺激やマッサージ、ストレッチ、温冷刺激等を与えて筋肉の緊張緩和と血液循環改善をはかるのが目的です。それと大切なのが「原因から治療方法を考える」事です。
筋肉の疲労、硬結…物理療法やマッサージ、ストレッチ、微弱電流治療
オーバーユース…練習量、練習強度の調整
肩関節の可動域異常…肩周辺の筋肉の柔軟性を改善し関節可動域を正常にする
投球動作のバランス異常…インナーとアウターマッスルのバランス正常化
投球フォームが悪い場合…投球動作の見直しと改善
体幹、股関節バランス異常…体幹トレーニング、ストレッチ
このように原因と治療法は様々です。しっかり治療法を導き出し治療していきます。
初期の段階で正しい治療リハビリを行っていくことで早期回復がかのうになってきます。